こんにちは、utamです。
キラキラ漂う水草と、優雅に泳ぐ生き物たちが共存するアクアリウム。小さな水槽の中で一つの世界が成り立っているって、ロマンがありますよね。インテリアとしても、一つあるとキラキラとした潤いで空間が豊かになるし、癒されるのでずっと見ていられます。
アクアリウムのショップなどで見かけては、やってみたいなぁ〜と憧れておりました。
いざ始めようと思っても、
- 機材が沢山必要で、お金がかかる?
- 水換えや餌やりなど、メンテナンスが大変?
- 設置する場所がない、、、
などなど、ハードルが高い印象がありますよね。実際、アクアリウムの大会があったりして、その道のプロもいらっしゃるわけで、先を見ると大変壮大な世界なのですが、最近では「ボトルアクアリウム」と言って、小さな水槽で楽しめるアクアリウムというものも紹介されていて、初心者でも手軽にできるとか・・・。
そしてこの私、小型水槽のアクアリウムを立ち上げ始めて約一年になります!
YouTubeでアクアリウムの動画を見漁ったりしながら、自己流のズボラアクアリウムを地道に続けています。
- 予算およそ20,000円のリーズナブル水槽
- 餌やり不要でズボラさんでも安心
- 省スペースで一人暮らしさんでも導入可能
上記が私のアクアリウム概要です。
20,000円を高いと思うか、安いと思うか、、、それはアクアリウムへの熱意次第かもしれませんが、かなり低予算な方だと思います。
今回は、アクアリウムを作るだけでなく、インテリアの一要素として楽しんでいただきたい。ということで、
"インテリア的アクアリウムのすすめ"
というテーマで始めていきたいと思います!
我が家のアクアリウム
こちらが我がアクアリウムです!
・・・えっ!いやいや、結構ガラス面汚れてない?というツッコミが聞こえてきそうですが。そうなんです。つい最近、レイアウトを大改造しまして、まだ安定していない段階でございます。流木や水草を一気に増やして、ソイルも足したので養分過多で苔がすごいので掃除しようと思っているところです。前景水草もハゲてますが徐々に成長してくれることを願っています。
せっかくなので、途中経過なんかも記録したいと思ったので、敢えてこの状態で載せています。
レイアウト改造の様子を別記事にてまとめましたのでよかったら覗いてみてください。
設備とレイアウト
私の水槽は濾過装置やヒーターはありません。スポイトでの水換えで維持してきました。
ポイントは、水槽サイズが小さいということと、強い生体を選ぶこと。やれることは限られますが、あまりガッツリ設備を使わなくてもいけるという事が分かってきました。
図解も参照いただきつつ、レイアウト要素を一つ一つメモしていきますね。
設備関連
水槽:GLASS VASE CONSTRICCION L [ DULTON ]
水槽として販売しているものも沢山ありますが、四角い形のものはいかにも水槽って感じでピンとこず。全体のイメージを作る一番大事なところなので、インテリアに馴染む素敵なものを選びたいですね。DULTONで販売しているこちらの商品はフラワーベースですが、大きいので水槽にピッタリです。曲線のフォルムがエレガントで、安定感も◎。
ライト:クリアLED リーフグロー [ GEX ]
ライトは今まで使っていなかったのですが、あまりに水草が育たないのでついに導入しました。GENTOSの「そだつライト」も気になったのですが、シンプルで小型なデザインがかっこいいこちらをチョイス。今の水槽だと、高さはかなりギリギリですが、照射すると気泡も出ていい感じです。欲を言えば、光の色がもうちょっと暖色だとインテリアとしては最高です。
メンテナンス用具①:ピンセット・ハサミ
水草を植えたり、トリミングしたりするときに使用します。長いピンセットとハサミで、先が真っ直ぐなものと曲がっているもので合計4本が基本セットですが、曲がっている方が使いやすいのでこっちだけあれば事足りると思います。メルカリなどでお手頃に入手してもよいと思います。
メンテナンス用具②:メダカ元気 スポイト [ GEX ]
先の長いスポイトで、低床の糞を取り除いたりしながら少しづつ水を抜いて、水換えをしています。サイフォン式にグングン水を吸ってくれるものもありますが、小型水槽ではすぐに水が無くなってしまいますので細かな作業ができるこちらだけでOKです。
レイアウト関連
低床:水草一番サンド 2kg [ GEX ]
いろいろ調べた結果、このソイルが初心者向きなのだそうです。水草の養分が含まれていて、さらにバクテリアの定着が早いそうです。バクテリアはアクアリウムを安定させるためにとても重要で、生体の糞や餌の食べ残しなどを分解して、水をきれいにしてくれます。
流木:SENSUOUS (H2) 水辺の動植物専門ショップ 渋谷店にて
流木は一期一会です。よい形に巡り合えるまで探しましょう。私はH2の渋谷店、SENSUOUSで購入しました。店の前に流木と石がたくさん置いてあるので、きっとお気に入りの一つに出会えます。
植物①:ウィローモス(流木活着)
水生モスの代表格です。ネットでも購入できますが、流木を買ったお店で一緒に買うと、量も把握しやすいかと思います。流木に巻きつけるためのモスコットンという糸も勧められて購入しました。1ヶ月くらいすると溶けてなくなるというスグレモノです。店員さん曰く、ポイントは5mm間隔以内でしっかり巻きつけること。隙間がありすぎると、活着する前にバラバラと浮いてきてしまうとのことでした。私は今まさに活着に挑戦中です。
植物②:前景 ニューラージパールグラス
レイアウトは前景と後景に分けるのがセオリーです。前景には背が低くて、横に広がって成長するような水草を選びます。ニューラージパールグラスの他にも、芝のように細い葉のものもよく見ます。
植物③:後景の水草たち
ここは好きな植物を思い思いに選べる楽しいところです!デザイン的な話をすると、サイズや葉の形、色バリエーションのレンジを持たせて抑揚をつけると豊かな感じにできると思います。あとはそのレンジを広くして賑やかにするか、絞ってシンプルにかっこよくするか、、これもインテリアデザインと同じですね♪植物の性質で言うと、陰性と陽性という2大タイプがあり、陰性の水草だと少ない光でも育てられるそうです。育てやすさで選ぶのもいいですね。
おまけ:河原で拾った石
レイアウト要素は川で拾ってくるのもいいと思います。私はキャンプなどで川に時々遊びに行くので、そのときにきれいな石を探します。運が良ければ、流木もあるかも・・・?
餌やり不要!水槽を綺麗にしてくれる生体
レイアウトの話は大体できましたが、肝心なのは生体ですね。水草だけを楽しみたいという方でも、生体は入れたほうがいいかなと思います。なぜなら、水草の成長に合わせて、苔も生えてきてしまいます。ガラス面にも沢山ついてしまいますので、せっかく作ったアクアリウムが見えない!という悲しい結果に・・・。ですから、
苔を食べてくれる生体を入れたら、餌要らず&苔取り要らずのアクアリウムができる!
ってことです。余計な苔を食べてくれるから、餌も必要ありません。一石二鳥です!
そこでおすすめなのがシュリンプです。シュリンプにもいろいろ種類はありますが、初心者さんにお勧めしたいのはミナミヌマエビです。安価ですし、比較的丈夫な方で、2〜3年は生きてくれます。同立するシュリンプとしてヤマトヌマエビという種類もありますが、サイズも少し大きくてゴツさがあるし、苔だけでなく水草も食べてしまうそうなので注意が必要です。
私も最初はミナミヌマエビを2匹入れて様子を見てみました。苔をどんどん食べてくれて、一気に綺麗になったから驚きです。しかもチミチミと手を動かす姿がとても可愛いです!!半年くらいしたら1匹になってしまったので最近ディープブルーシュリンプに挑戦してみています。
実は先ほどの写真の中に写っていました。(わかるかな?)
沢山入れると繁殖するそうですが、小型水槽だと過密になって水も汚れやすくなるので、10匹以下に留めておいたほうが良さそうです。ちなみに、ちょっと切ない話になりますが、万が一☆になってしまっても他のエビが亡骸を食べるので、手間がかからないというメリットもあります・・・。
水換えだけは定期的にしましょう。特に立ち上げてばかりの安定してないときはこまめにやったほうがよいと思います。全て換えるのではなく、カルキを抜いた水を1/3〜2/3程度換えるが目安です。また、エビだけならエアレーションは必要ないと思います。水草が生成する酸素だけで生きていけます。
水草の光合成で酸素ができる▶︎エビが活動、苔を食べて糞をする▶︎水草の養分になる▶︎・・・のループ。ベストなバランスで小さな生態系を作るのが楽しいのです!
インテリアにお勧めのアクアリウム水槽
先ほども言いましたが、インテリアとして取り入れるならボトルはこだわりたいところ!
水槽を決めるときに候補にしていたもの、お勧めしたいものを載せていきます♪
[ Anchor Hocking / アンカーホッキング ] ストレートジャーLサイズ
「ファイヤーキング」を生み出したアメリカのガラスメーカーの蓋付きボトルです。寸胴型でレイアウトしやすそう。
[ Luigi Bormioli / ルイジ ボルミオリ ] Lock-Eat ハンディ ジャー 2000ml
またも蓋付き。少し小さめですが、調味料と並んでいたら面白いかも!?
[ DULTON / ダルトン ] GLASS VASE BOLA PLANA / ボーラ プラーナ L
ダルトンでは他にもこんなガラスベースがありました。口が広いので、浮草を入れたら涼しげになりそう。
[ Mason Jar / メイソンジャー ] ドリンクディスペンサー
蛇口付きで、水換え楽々?!目を引く主役級水槽になること間違いなし。
どこに置く?癒しのインテリアアクアリウム(イラスト)
小さなアクアリウムの世界、あなたならどこに設置しますか?朝目覚めたときや、仕事で疲れて帰ってきたときに、ほっと癒されたいですね。
インテリア的アクアリウムの考察としてイラストにしてみました。
出窓なら外の光を取り込んで、キラキラと綺麗に見えそうですね。直射日光が当たらないように、素敵なカーテンで調節を。
テレビの横ならいつでも見ることができますね。お気に入りのインテリアたちとの調和を楽しみましょう。
アクアリウム専用のテーブルがあってもいいかもしれないですね。照明も存在感のあるもので、間接照明に利用するのも◎
ワゴンで雑貨などと一緒にレイアウトしてみるのも面白いかもしれません。周りに植物を沢山置いてマイナスイオンたっぷりに。
いかがでしたでしょうか。引き続き、アクアリウム関係の記事も書いていきたいと思います。一緒に初心者アクアリウム、始めてみませんか?