好きなインテリアのスタイルを、頭の中でイメージできても言語化できない、ということはありませんか?検索をかけるにも、とっかかりが無くて困ることもあると思います。
インテリアでよく使われる言葉を知っておくと、自分の好きなテイストを知ることができますし、情報収集にとても役立ちます。
今回は"ベルベルスタイル"に近いインテリア用語についてまとめてみました。
フォークロア (folklore)
平たく言うと、民族・民間伝承・民俗学のことです。古くから伝えられている慣習、風習、技術などを受け継いでいくことを意味していています。
日本のインテリアでいうフォークロアは、南米やアフリカなど、南半球あたりの文化を取り入れるスタイルという印象があります。プリミティブ(原始的)、伝統的な雰囲気です。
ボヘミアン (bohemian)
一言で表すと「自由奔放な生活の追求」です。元は、チェコのボヘミア地方というところに住んでいるジプシー(ロマ)を指す言葉のようです。
チェコを中心としたヨーロッパの伝統的なデザインで、カラフルな刺繍やフリンジ、細い三つ編みなどの装飾が特徴的です。フォークロアと似ていますが、ヨーロッパ的な華やかさがあります。
ボーホー (boho)
ボヘミアンとソーホーを掛け合わせた言葉です。ソーホーはSOHOというニューヨークのお洒落な地区のことです。small office home officeのことではありません。
ボヘミアンスタイルを現代的にアレンジしたスタイルで、洗練された中に民族文化のエッセンスを取り入れます。
コージー (cozy)
インテリア用語として良いのか微妙なところですが、雑誌などでよく使われるこの言葉。居心地の良い、心地よいという意味の英語です。
あの「銀座コージーコーナー」のコージーもこのコージーです。
インテリアとしては温かみのあるイメージ。ざっくり編みのニットやふんわりとしたブランケット、温かいコーヒーで寛ぎの空間を。