2018年10月4日 続
ケアラ・ムグーナの土の家のホテル。ここにきて、私の中のモロッコへのイメージがいい意味でみごとに覆されました。
すごく腑に落ちる世界観。あなたこういう世界観が好きでしょ〜って、逆に教えてもらう感じ。
ああ、そうだ、これなんだ!!
私とケアラ・ムグーナの感動的な出会いでした。笑
今回の旅で一番紹介したかった場所です。
Kasbah ait moussa (カスバ・エイット・モウサー)
場所: Tassouit, Kelâat M'Gouna, モロッコ
公式サイト: http://kasbah-aitmoussa.com
オアシスのいなか町にポツンと建っている小ぢんまりとしたホテル。周辺の民家と同じ、昔からの建て方で作られているそうです。素朴な雰囲気と、やさしい土の質感がとてもいい感じなのです。
最終目的地マラケシュを前に、このモロッコの旅の集大成を迎えてしまいました。笑
本当に、どこをとっても素敵すぎて、もう、ここに住みたい。赤土の素朴さにカラフルなラグが映えるし、カーテンなどの素材選びも絶妙。表現し尽くせない!
正直ここに来るまでは事前情報が殆ど収集出来ず、全く期待していなかったので、いい意味で期待を裏切られてしまいました。
この日は宿泊客がいなくて、貸し切り状態。どこで過ごしてもいいよと言われました。
こんなに最高なことってあるでしょうか。
そして、本日泊まるスイートルームに案内してもらいました♡
スイートルーム
この左の扉が入り口です。
すごい♡広いし、かわいいし、まるで自分の家かのように寛げました。
ラグジュアリーという感じはないので、そういうのを求める方からするとあまり感動しないのかもしれませんが、手作り感というか、人間味というか、、、私はこの雰囲気に心うたれまくりなんです。
トラブルといえば、シャワーのお湯が途中で出なくなったことですかね。シャワーのお湯問題は結構困りましたが、スタッフさんが夜中は居なくなるので対処のしようが無く、、、夫は冷たいシャワーでぶるぶる震えていました笑
毎度お馴染みのミントティーセットも、一段と素敵に見える♡
屋上から。アトラス山脈が脈々としています。
塀のデザインがゆるくてかわいい。
しっぽりディナー
夕食のときはラウンジのような場所に、テーブルをセットしてもらいました。
夕飯はこちら、こんもりと盛られたタジン料理です。人参とかもうそのままじゃないか、、、モロッコの食事にも疲れてきた頃だったので、この迫力に少々怖気付いたのですが、食べてみるとほんとに美味しくてびっくりしました。
野菜がとっても美味しいのです。
アトラスで育った野菜は美味しいんだよ、とガイドさんが言っていたのを思い出して、本当に美味しいねと絶賛しながら頂きました。
下に山盛りに敷かれたクスクスは、さすがに完食できませんでしたが・・・
デザートはザクロ。こんな形でザクロが出てくるのが初めてだったので新鮮でした。赤い身が宝石みたい。爽やかで美味しかったです。
ベッドルームを別アングルから。入り口のアーチがすてき。
夜は夜景を見に屋上に行きましたが、あまり見えなかったような記憶があります。
2018年10月5日
そして朝。幸せな時間があっという間に過ぎてしまいました。
朝の光が綺麗です。
まったりと朝食を
朝食は、やはり不思議なベルベルパンたち。真ん中の写真は、オムレツだったかな?素朴な味わいです。
出発前に、散歩に行きました。
近くの川は、赤土で濁っていました。雨が降ったから?
子供たちが作ったものでしょうか、、、♡
このとはワルザザートへ向かい、世界遺産のアイトベンハッドゥ、アルガンオイルの工房、ラグなどを扱う問屋さんなどに立ち寄りながら、最終地マラケシュを目指します。
ここまで書くのにだいぶ時間がかかってしまいましたが、ようやく旅も終盤です。それでは、また次回。