マラケシュ観光
ついにモロッコ旅行最終日。
最終日にしてモロッコといえばのマラケシュ観光です。
経済の中心として栄えている、これまで回ってきたなかで一番賑やかなところでした。
まずは前日、夕方にマラケシュ入りして、お世話になったここPalais Riad Lamrani( -Tripadvisor )の、朝食の様子から・・・
やっぱりリヤドの屋上がお気に入り。
みんな昨日夕飯を食べた、素敵な中庭で朝食を取っていましたが、私たちは屋上へ。誰もいないので、貸切です。珍しい客なのかな?
朝食はおなじみのミントティー(2枚目、右側)と、何やらきれいに形取られたスクランブルエッグ、そしてやっぱりベルベルパンです。
モロッコでの朝食はこれで最後なので、しっかりと味わいましょう。
この日のスケジュールはこんな感じです。
マラケシュ観光スポット一覧
マジョレル庭園 -Tripadvisor
イブサンローラン マラケシュ美術館 -Tripadvisor
バヒア宮殿 -Tripadvisor
ジャマ・エル・フナ広場 -Tripadvisor
シェ アリ -Tripadvisor
マジョレル庭園
住所:Rue Yves St Laurent, Marrakech 40090 モロッコ
公式サイト:The Jardin Majorelle(オンライン予約有り)
フランス人画家のジャック・マジョレルが作った庭園です。青を基調とした庭園がとても美しいです。建築家ポールノシアによって建てられた別荘も見どころです。(中には入れません)
が、とにかくめちゃくちゃ混雑しています。写真を撮ろうにも、絶対人が入ってしまう・・・
チケットは、事前予約をしないと、長時間並ばなくてはならなくなるので注意です。上記の公式ページから、イブサンローランのミュージアムと合わせて購入できます。
↑こんなに並んでる〜〜。
なかなか映えな写真を撮ることができますよ。女子旅にもおすすめです。
世界中の珍しそうな植物が植えてあるので、植物好きにも良いかもしれません。
イブサンローラン マラケシュ美術館
場所:Rue Yves St Laurent, Marrakech 40000 モロッコ(マジョレル庭園に隣接)
公式サイト:Yves Saint Laurent Museum
2017年に公開されたばかりの、比較的新しい美術館です。
パリを拠点に活動する建築事務所、Studio KO(スタジオ・コー)によるデザインだそうです。この土っぽい質感でプリミティブさを残しつつ、洗練された形がとてもいいと思いました。
WWD -マラケシュのイヴ・サンローラン美術館が初公開 ベルジェがサンローランに捧げた最期の仕事
イブサンローランの作品アーカイブや、スケッチ、ドキュメンタリー映像などが展示されています。正直イブサンローラン自体にはそこまで興味がなかったのですが、建築が美しかったし、作品も綺麗だったので楽しめました。
ファッション好き、建築好き、新しいもの好きな方にお勧めしたい場所です。
途中、観光用?の馬車を見つけました!
どこから乗れるのでしょうか。優雅ですねえ。
バヒア宮殿
場所:Avenue Imam El Ghazali, Marrakech 40000 モロッコ
公式サイト:Le Palais de la Bahia
*フナ広場から徒歩10分程度
やっぱりここも混雑してるのね〜
バヒア宮殿は、19世紀末に建てられた宮殿で、大変に素晴らしい装飾が見所の有名な観光名所です。
フェズでもすごい装飾の建物をずいぶん見てきましたが、マラケシュのこちらバヒア宮殿は、綺麗でより一層豪華な感じがしました。(私は、フェズの古い雰囲気が好きでしたが。)
本当にすごい、装飾の密度に圧倒されますね。。。
そして本当にすごい人なので、気がついたら天井の写真が多いのです。笑
木部分はやはりシダーウッド、そして柱の上部などにある細かい装飾は石膏のような素材で、型押ししている?と言っていました。これだけ繊細だと、手彫りの部分もあると思いますが。
中庭はフェズのモザイクタイル、そして豊かな緑が元気いっぱいで気持ちがいです。空いていたら、もっと良いだろうな。
やっとソロで撮影できる場所を見つけました。
彫刻や、モザイクタイルもすごいけど、木部分に描かれているペイントもすごい。そして、色がきれいに維持されているので、定期的に修復されていることが伺えます。
緻密はなく、おおらかさのある筆使い。
そして、この格子。この色といい、なんというセンスなんでしょう!
みんなこれを背景に、映える写真を撮っています。いや、こんな素敵なのに撮らないわけがない。
このパターンが気に入りすぎて、先日作ったLINE絵文字にも入れました。この格子みたいに、繋げて使うと可愛いのでぜひダウンロードお願いいたします。(宣伝)
街歩き、そしてランチ
ジャマエルフナ広場へ向かう前に、ランチタイムです。
ガイドさん(前を歩く、青のチェックシャツにストローハットのお兄さん)に連れて行ってもらいました。
屋上にテラス席があるレストランです。
すみません、お店の名前はチェックしそびれてしまいました。が、こういうレストランはたくさんあります。
まずはモロッコで有名な"グレーワイン"を。
ピンクっぽいのでロゼのように見えますが、グレーと表現します。赤と白の"中間"というニュアンスかと思います。味はロゼのような感じで、爽やかですが香りの良い、美味しいワイン♪
モロッコに行ったら、ぜひ試していただきたいです!
タジン料理がおしゃれな器でサーブされました。
チキンとトマトとレーズンだったかな。スパイスがモロッコ風味。
ここのレストラン、店内も小洒落た感じなんです。
やっぱりマラケシュって都会っぽさがあるなあ〜
ジャマエルフナ広場
場所:Rue El Ksour, 38, Marrakech 40000, Morocco، Marrakesh 40000 モロッコ
モロッコといえば、この場所をイメージする方も多いのではないでしょうか。
旧市街の中心にあり、多くの屋台や大道芸人でとても賑わっています。
って、、手招きしてる。蛇がいる。
ぎゃ〜〜〜っ
うん、でもまあ、大人しいし可愛いかも、、?
ちなみに、有料です。そんなにお高くはなかったと思います。
旧市街でお土産探し
やっぱりラグ屋さんに連れてかれるのはお決まりのパターン!
ベニワレンがすごい量です。
ほんとうに、どれも手が込んでいてかっこいいんですよね〜。
こちらのお店でお土産用のバブーシュを数点購入しました。
バブーシュなど革製品は、フェズで買うほうが質がよいものがあるかもしれない、という印象でした。
良かったら過去にフェズの記事を書きましたのでご覧ください♪
\ フェズの皮なめし工場について書いています /
カオスなショー*シェアリ
場所:Medina Marrakech, BP9797، Marrakesh 40000 モロッコ
公式サイト:Chez Ali
夜には、謎の!エンターテイメントショーに連れて行ってもらうことになりました。
モロッコ最後の夜。
最後の夜がこんなクオリティとは、、、かなり俗っぽくて、一周回って面白いところでした。
いやあ。本当に。笑
これまで本物を見てきたせいで、この”作りもの感のギャップにちょっと笑えてしまった。メインのお客は地元の方なのでしょうか?この雰囲気と形態は、他に例えるのは私には難しいです。笑
入場してすぐのエリアに、伝統的な花嫁衣装などが展示してあります。
が、、え?檻の中!?そしてこの怪しげな照明はなぜ!?
普通に見たら綺麗な衣装なのでしょうに、お化け屋敷にでもいるかのような気持ちになりました。ほんとうに、不可思議でした。
導線には様々な民族衣装を来たパフォーマーたちが待ち構えており、いろんな地域のものであろう歌やダンスを披露してくれます。
それが、結構みんな退屈そうに真顔で、テンションが下がります。笑
最後に大きな(?)ショーを見る事が出来るのですが、、レストランでディナーを頂く流れです。
料理は正直今まで食べた中で一番微妙でした。クスクスはやたら多いし、肉はパサパサだし、味付けもいまいち。笑
食事の最中にも、先ほどのパフォーマーたちが回ってきて歌や踊りを一緒に楽しむ事ができます。
こちらの広い会場で、馬の芸など色々なショーを見せてくれます。
行く事を検討されている方が見てくれているかもしれないので、詳細は語らない事にいたします!まあ、これはこれで面白いです!結構びっくりするパフォーマンスもあったりします。
モロッコの新しい一面を、最後に見る事ができました!
もし、観光する時間がたくさんあるなら、行ってみてくださいね。(冷めたテンション)
《 完》モロッコ旅行記 あとがき
というわけで、モロッコ観光これにて終了です😢💔名残惜しすぎました。思っていた以上に、歴史があり、自然があり、文化がりました。すっかり、モロッコのとりこになってしまいました。
私はこれまでずっとデザインに関わる仕事をしてきましたが、モロッコで、まさに理を見つけました。
旅行をしてからもう2年くらい経ちますが、未だにモロッコスタイルが大好きです。新居の家具を選ぶ時も、いつも参考にしています。
まだまだ書き足りないこともありますので、今後このブログでは、モロッカンインテリアの魅力を共有すべく、モロッコにまつわるインテリアやデザインの話も書いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します!
モロッコの帰りにトランジットでパリにも行ったので、いずれそんな話も書くつもりです〜
ありがとうございました。
※この記事は、2018年10月に行ったモロッコ旅行記です。